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胡麻郷小学校の児童から訪問授業の感想文が届きました [訪問授業]

12月16日に訪問授業を行った胡麻郷小学校の5年生から、感想文が届きました。大いに「知的好奇心」が高められたようで、嬉しく思います。各自の感想文の一部を抜粋したものを以下に載せます。画像になっていますので読みにくいかも知れませんが、「ふしぎ」と思ってくれるところが違っていて、大変に参考になりました。また、私の論文を読みたいという児童もいて、頼もしく思います。
感想文抜粋-1.jpg感想文抜粋-2.jpg感想文抜粋-3.jpg感想文抜粋-4.jpg感想文抜粋-5.jpg

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青谷小学校訪問授業 [訪問授業]

梅林で有名な城陽市青谷にある青谷小学校を訪問し、好奇心と元気が一杯の6年生41名に「ふしぎ発見!物理ゲーム」を行いました。最初に、三つの不思議な現象を説明したのち、「そらとぶ折り紙」を制作。全員が飛行実験で大騒ぎでしたが、まっすぐ滑空させる工夫をしてもらいました。その後は、ひとつのゲームを二つの班の人が行い、ローテーションでそれぞれのゲームを行いました。熱心な児童が多く、フォークやじろべえに何度も何度も挑戦する姿は頼もしく感じました。そらとぶ折り紙の最長記録は、7m09cm!よく飛びました。先生方にはいろいろと準備をして頂きました。江上校長先生、高向教頭先生、担任の岩見先生、梅田先生有り難うございました。青谷小学校のホームページで紹介して頂きました。

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南丹市立胡麻郷小学校で訪問授業 [訪問授業]

DSCN7691.JPG京都市の北西およそ30kmの山陰線胡麻駅近くの胡麻郷小学校を訪問し、「子どもの知的好奇心をくすぐる体験授業 ふしぎ発見”物理ゲーム”」を行いました。木造の校舎があり、昔のままの小学校の感じがとても懐かしく感じられました。
 5年生26名の児童は、素直で活発な子供ばっかりで、”落としただけで前に飛ぶ折り紙”、”コップの縁でできるフォークのやじろべえ”、”こすった塩ビパイプに飛びつく魚”のふしぎな現象に目を輝かせていました。6つの班に分かれた班対抗のゲームは、班長が取り仕切って、実施、採点をしてくれました。フォークやじろべえでは9秒でできた児童、電気さかなつりでは40匹以上釣る児童、そらとぶ折り紙では5m以上飛ばす児童もいました。最後のまとめの会では、アインシュタインの重力理論のことや静電気の力と磁石の力の違いを質問する児童もいました。体験授業を手伝っていただいた担任の高澤先生、準備をして頂き、また駅まで送って頂いた野間教頭先生、有り難うございました。
12月18日朝の学校の様子の写真を頂きました。学校に向かう坂道が歩けないくらいの大雪です。
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南山城支援学校で訪問授業 [訪問授業]

京都府立南山城支援学校の4,5,6年生16人に、「子どもの知的好奇心をくすぐる体験授業」として「なぜなぜ?ふししぎ教室」を行いました。事前授業で児童のみなさんに、発泡ポリエチレンシートで魚を作って、色づけしてもらいました。チンアナゴやダイオウイカなど沢山作ってくれました。ゲームでは、その魚をペーパータオルでこすった塩ビパイプで釣りました。雨もようで摩擦電気がたまりにくい日でしたが、多い児童は、1分間で10匹ほど釣りました。二つ目のゲームは、アルソミトラ滑空体です。こちらも事前に滑空体を切り抜き、好きな絵を描いてもらいました。少し厚めの紙でしたので、クリップを2個つけて飛ばし、最長距離は4mほどでした。紙飛行機が投げなくても飛ぶことも体験し、滑空体が飛ぶことに空気が関わっていることを見抜く児童もいました。みなさんとても積極的で、目を輝かして、不思議を体験してくれました。最後にみなさんと記念写真を撮りました。沢山の準備と授業計画を作って頂いた大石先生、授業を手伝って頂いた担任の先生方、駅まで送迎して頂いた豊岡先生有難うございました。
その後大石先生から頂いた情報によると、家に帰って「今日は”ふしぎ博士”が教えに来てくれた」と話していた児童もいたようです。学校のホームページでも紹介して頂きました。

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第127回日本物理学会九州支部例会 [学会]

日本物理学会九州支部は、1946年5月に発足し、長年にわたり活発に活動が続けられてきました。その127回例会が12月4日にオンラインで開催され、「感染症の周期的感染曲線の自己組織化」について講演しました。内容はすでにPhysica A 573, 1 July 2021, 125925 に公表されていますが、振動の自己組織化は物理的には興味深い現象ですので、改めて話すことにしました。
 この例会は、学部学生、大学院生から現・元教授までが一堂に会する集会で、異なる分野の話も聞くことが容易にできますので、刺激を受けます。私が九州大学在任中も、卒研生、大学院生が例会で発表し、それぞれが自分の道に進む出発点になりました。

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オミクロン株 [コロナについて]

新しい変異株、オミクロン株が出現し、デルタ株で感染が広がっていたヨーロッパ諸国や感染が収まってきていた日本でも、コロナ対策が強化されました。数理モデルでコロナ対策を考える場合、感染伝播率と感染源除去率の大小関係のみが重要であり、前者が後者より小さくなる対策をとり続ければ、コロナは収束します。
感染伝播率=ウイルスの感染力×(1-接触自粛率)×(1-ワクチン効果)
感染源除去率=検査・隔離率+治癒率
と表せますので、感染力が増した場合は、これまで以上に自粛率を高める、有効なワクチンを接種するとともに、検査・隔離の充実と治療薬の早期の開発が必要になります。必要な対策は昨年春の第1波の時から変わっていませんので、新首相が全てにおいて迅速な対応をしてくれることを望みます。

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