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多賀小学校1年生に体験授業 [体験授業]

JR 奈良線の山城多賀駅(京都府)のすぐ横にある井手町立多賀小学校の1年生15名に、知的好奇心をくすぐる体験授業「物理ゲーム」を行いました。コロナのために6月入学になったそうですが、みんな大変元気で知的好奇心を一杯持った児童でした。空飛ぶ折り紙、これまで何度もやってきた電気魚釣りとフォークやじろべえに挑戦してもらいました。空飛ぶ折り紙は2度目の実践でしたが、1年生でもちゃんと折ることができ、みんなできあがると早速飛ばして大騒ぎでした。うまくできなくて涙ぐむ子もいましたが、それぞれのゲームについて頂いた先生のご指導で、ほぼ予定通りに終わりました。お世話になりました、中島校長先生、白尾先生、戸田先生、中坊先生有り難うございました。

12月3日の地域紙「洛タイ新報」で紹介されました。



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アクセルとブレーキの踏み間違い?ー政府のコロナ対策 [雑感]

先月免許証の更新のために、高齢者講習を受けました。その中で、10cm位の段差の前で急発進させ、段を上がったところで急停止する動作があります。これは緊急時に正しくアクセルからブレーキに足を移せるかを見るものです。

今週の政府のコロナ対策は、そんなペダルの踏み間違いだと、メディアで言われています。私には、政府が何もしないのは、自動運転車(集団免疫ができるのを待つ)に乗っていると思っているように見えます。しかもその車のナビゲーションシステムが壊れていて、崖に向かう通行禁止の道路に迷い込んでいるのではないかと危惧しています。最近行いました世界186カ国のコロナ感染症の現状分析を見ると、アクセルとブレーキだけのオートマチック車の運転ではなく、多くのギアのあるマニュアル車の運転で、正しいナビゲーションとハンドル操作が必要なことが分かります。現在押さえ込んでいると考えられる28カ国、例えばニュージーランドや台湾の対策を取り入れる必要があると思います。

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SIQR モデルの厳密解に関する論文(英語)がオンライン(updated11/25) [研究]

Elsevier の Physica A に投稿していた論文”Exact properties of SIQR model for COVID-19" がオンラインになりました。
この論文のハイライトは
•Exact properties of the SIQR model appropriate to COVID-19 are obtained.
•The peak of quarantined patients appears some time later than the peak of infecteds.
•A theory is given to find out an optimum strategy to control COVID-19.
です。与えられた経済的コストと医療体制のコストのもとで、最適な対策を見つける方法を提案しています。早く収束させるか感染ピークを低くするか、の目的によって、最適な対策が異なることを示しています。厳密な理論の論文ですから少し難しいですが、是非ご覧になって下さい。
    PhysicaA.jpg

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新型コロナ、爆発的感染へ(11/22更新) [雑感]

全国の新型コロナ新規感染者数は、11月18日午後7時の2195人、20日には2418人だそうです。11月8日のブログ(11月22日更新)の図の予想は、11月20日までの新規感染者数のフィット(左図)を、そのまま12月11日まで延長したものです。GOTOキャンペーンなどにより人と人の接触の機会が増えており、この図の予測のようになることが危惧されます。政府の方針では、感染者の多いところには行くなと言うことですが、感染者の多いところには多くの無症状者もいるわけですから、その人たちが感染者の少ない街に行くと、感染を広げることになります。政府の対策は、個人任せ、地方自治体任せですので、市民が行動自粛を徹底しなければなりません。

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コロナ再々拡大(11/22更新) [雑感]

新型コロナウイルスの新規感染者数が増加傾向にあります。政府は、「注視」するしか対策がないようですが、感染は確実に拡大しています。

新規感染者数を分析する簡便な方法を考えました。下図の左上がこの方法による日本の新規感染者数(11月20日まで)のフィットです。右上の図は、何も対策がなく、市民も同じ行動をとり続けた場合の、11/20から今後3週間の増加を示します。規制が緩められ、人と人の接触の機会が増えるとさらに増加し、市民が自ら行動自粛すると、あるいは検査ー隔離対策が徹底されると、増加が緩やかに、あるいは減少に転じます。すでに第2波を越えていますが、さらに多くの新規感染者が出ます。

新規感染者数の関数として増減係数(よく出てくる再生産数から1を引いた量に対応)を表す下図を用いると、感染状況の分析ができます。日本のように、新規感染者数が波打つ場合、この図はらせん状になります。この曲線を下半分の領域に入れ、左方向に持って行区ことが必要ですが、11月に入って急激に感染状況は悪くなっています。この方法を用いた世界各国の感染状況の分析が、共同研究者により進められています。

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京丹後市立しんざん小学校で体験授業 [体験授業]

京丹後市は、京都市の北西方向天橋立のさらに先にある街で、羽衣伝説や浦島伝説など風土記などに登場する古くから有名な地域です。その峰山町にあるしんざん小学校の6年生の2クラスそれぞれで、物理ゲーム館「空飛ぶ折り紙」を実施しました。A5の紙を落とすとひらひら舞って落ちるだけですが、前の方を織り込むと、まじないをかけなくても前に滑空するようになります。この折り紙は、本研究所で開発したオリジナルなものです。広めの和室で「月がなぜ落ちないのか」など力と運動の話と「空飛ぶ折り紙」がなぜ前に飛ぶのかを説明しました。各自で滑空体を折ってもらい、十分スペースを取った場所で、実際に滑空させました。5m以上滑空させた児童もいました。石田校長先生、伊藤教頭先生、教務主任岩佐先生、6年生の担任の先生有り難うございました。

学校のホームページでも紹介していただいています。



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SIQR モデルの論文(英語版)が掲載されました [研究]

Elsevier の Infectious Disease Modelling に投稿していた論文 "Analysis of the outbreak of COVID-19 in Japan by SIQR model" が掲載されました。投稿は6月11日でしたが、2ヶ月間編集者が見忘れていたらしく、8月中旬から実際の査読のプロセスに入り、掲載が決定しました。以下で閲覧は可能です。

Infectious Disease Modelling vol 5 (2020) Pages 691-698
Elsevier の電子ジャーナルに契約している大学などから入らないと印刷が難しいと思います。電子ファイルが必要な方は、メールで連絡頂ければお送りします。
この論文はPMCに採録されましたので
からダウンロード可能になりました。PMC はアメリカの医学関係の論文を集積している機関です。
PubMed Central[レジスタードトレードマーク] (PMC) is a free full-text archive of biomedical and life sciences journal literature at the U.S. National Institutes of Health's National Library of Medicine (NIH/NLM).
また、medRxiv に出していた最初のバージョンがEurope PMCにも採録されました。

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新型コロナウイルスの第3波に備える [研究]

経済を活性化するためにGoToキャンペーンなど制限緩和が始まり、第3波を心配される方も多いと思います。SIQRモデルにより、日本のこれまでの新規陽性者数の推移を再現し、その延長が接触自粛と感染者の隔離率に大きく依存して変化することを示した小論をまとめました。様々なイベントの制限を緩和するなら、同時に隔離を積極的にやらないと第3波になることを示しています。この小論を研究所のホームページで公開していますので、ご覧になってください。


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「つながりの物理学」出版 [著作]

「つながりの物理学」(裳華房)が今月末に出版されます。集団免疫やネットワークの連鎖破壊などにも触れていますので、是非ご覧になって下さい。



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コロナ禍の大学入試について [オピニオン]

令和3年度入学者向け大学の入学者選抜は、共通試験が「大学入試センター試験」から「大学入学共通テスト」に変更され、さらに民間英語試験の導入が取りやめになるなど混乱してきたが、さらに各大学ではコロナ禍で個別入試の実施に苦慮されている。そんな中、横浜国立大学では個別学力試験を実施しないという決断をされた。この決断を称えると共に、この困難な時機を千載一遇の時と考え、国立大学協会、公立大学協会、日本私立大学協会、日本私立大学連盟が連携して、大学入試の抜本的な改革を行われることを期待している。各大学で行われている個別学力試験に費やされる教員/職員の労力は計り知れず、その労力が本来の教育/研究に向けられることを願うものである。

ブランダイス大学に在職していたときに、アメリカにおける大学の入学者選抜について、同僚の教員やアドミッションオフィスの職員に聞いたことがある。アメリカでは、20世紀の初頭、それまで行われていた個別の入学試験を止め、入学者選抜の標準化を目指して、12大学が共通試験を導入した。それが現在のSATとなり、その後ACTも導入され、何度かの改革が行われて、現在の個別の入学試験を行わない選抜方法に至っている。大学の入学者選抜は、「大学教育を受けるための準備ができているか否かに基づくべきであり、オリンピックのように緊張した状態の試験による競争で決めるべきではない」という考え方が基本になっている。

2006年神戸大学で行われたシンポジウム「理系AO入試を通じた高校と大学の接続」において基調講演「これからの科学者養成に期待すること」を行った。


横浜国立大学で行われるように、共通テスト、高校からの報告書、本人の志願書によって、選抜することが高等教育の教育改革に繋がることを論考するものである。多くの大学がこの方向の入試改革に取り組まれ、新たに導入された総合型選抜(旧AO入試)を拡充されることを期待している。

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