論文の内容が朝日新聞(電子版)で紹介されました

SIQRモデル計算の結果が、朝日新聞で紹介されました。まだ電子版のみですが、

https://www.asahi.com/articles/ASN557T4WN54ULBJ01C.html?iref=pc_ss_date

で読むことができます。

感染症のモデルの比較

提案しているSIQRモデルが、これまでのモデルとどう違うのかという質問がありましたので、比較表を作りました。最も重要な違いは、誰が感染させるかということです。専門家会議がどんなモデルを用いているか分かりませんが、もし隔離者を明示的に分けないSIRやSEIRを用いているとすれば、新規感染者数から色々な対策を考えるのは、かなり困難を伴うと思います。

先日の論文のまとめで行った発症率の推定のパラグラフに、検査率について少し議論を付け加えました。改訂版をアップしています。

新型コロナ対策の比較

既に論文でも明らかにしていますが、新型コロナに対して取られている対策を、100人の感染者がいる都市を例に比較してみました。隔離が一番効果的であることがよく分かります。

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新型コロナに関する論文公開

新型コロナに関する考察を論文にまとめました。当研究所のホームページ上でも公開しています。

5月15日追加

電子ジャーナルに掲載されましたので、原論文のリンクを削除しました。

もとの論文は物性研究(電子版)に5月8日から掲載されていましたが、6月22日からは訂正5版が掲載されています。

http://mercury.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~bussei.kenkyu/wp/wp-content/uploads/2020-082101v5.pdf

COVID-19 のためのSIQRモデル

提案していますSIQRモデルの説明図を作りました。また、市中感染者数の計算結果を、２週間後にずらし、さらに適当に大きさをスケールして、日本の新規感染者数の推移(３月１日から４月１９日まで)をフィットしてみました。区間毎に異なった関数で合わせているのであって当たり前ですが、そのときに必要となるパラメータの値から、様々な特徴が議論できます。

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