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第10回松ヶ崎サイエンスフォーラム [講演会]

第10回松ヶ崎サイエンスフォーラムが下記の通り6月11日に開催されます。
参加を希望される方は、以下のリンクより登録をお願いいたします。
Webexのリンクが自動返信メールで送られます。
https://forms.gle/Zh6QPr7qNkzwR58a8

第10回 松ヶ崎サイエンスフォーラム(2022.6.11)案内
日時:6月11日(土)10:00〜12:00
場所:オンライン(Webex)
講演者:小田垣 孝(九大名誉教授、科教総研)
タイトル:協調緩和領域-歴史と物理
講演概要:
動的性質(緩和時間)と熱力学的性質(構造エントロピー)を関係づけるAdam-Gibbs
の関係式は、過冷却液体の性質の説明の中で最もよく用いられる式である。
Adam-Gibbsの関係式は、協調緩和領域(CRR)の大きさと構造エントロピーを関係づけて
導かれるが、これらの量の定義の曖昧さから様々な解釈が行われ、それぞれの解釈に
従って求められたCRRの大きさは、数個から数100個にまで広がっている。  この講演では、協調緩和領域に関する様々な考え方を概観した後、最近提案した
自由エネルギーランドスケープに基づく新しい解釈(1)を紹介し、この解釈に基づいて
CRRの様々な物理的描像の評価を行う。 (1) T. Odagaki, J. Phys. Soc. Jpn. *91*, 043602 (2022). 問い合わせ先:水口朋子(京都工芸繊維大学)mizuguti@kit.ac.jp

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