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日本物理学会誌 [著作]

日本物理学会誌第74巻第8号568頁の「歴史の小径」欄に、小文「秩序・無秩序現象の計算機実験――50年前に考えられたこと」が掲載されました。計算機実験グループ(荻田、上田、松原、松田、米沢)が製作したイジングモデルにおける相転移のミクロな様子を可視化した映画は、1968年に京都で開催された統計力学の国際会議で上映され、計算物理学の画期的な成果として、高い評価を受けたものです。この映画がどのような考え方で作られたのかを、計算機グループの先生方との交流の記憶および上田、松田両先生との面談で得た情報に基づきまとめたものです。

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