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コロナに関する新しい論文がSpringer Nature で公開 [研究]

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 パンデミックCOVID-19 に対する新しいコンパートメントモデルの論文がSpringer Nature(Scientific Reports: 電子版Nature)に掲載されました。市民を、未感染者(S),発症前感染者(P),無症状感染者(A),隔離感染者(Q)と回復者(R)の五つのコンパートメントに分けるSPAQRモデルです。感染経路不明者の割合から、発症率や市中感染者の割合などを求めることができるモデルで、今後COVID-19の標準的なモデルになると期待しています。
 日本の現状は、第8波以後新規感染者がかなり低いレベルで推移していますが、この状況で無症状感染者を徹底的に見つけ出せば、第9波には至らないと思われます。また日本の人口のかなりの割合で感染があったと考えられますので、集団免疫がなりたっていると想像できますが、その確証を得るために、全国的な抗体保持率の調査が望まれます。

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