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第18回松ヶ崎サイエンスフォーラム:ワクチンが感染を広めた? [講演会]

第18回松ヶ崎サイエンスフォーラムが下記の通り3月18日に開催されます。

須田礼二さんが、世界の感染状況精力的に分析され、ワクチンのブースター接種の接種率と、感染率が正に相関している驚くべき結果を示されました。きわめて興味深い結果です。以下のリンクから参加登録され、この土曜日の講演会にぜひご参加下さい。

 

参加を希望される方は、以下のリンクより登録をお願いいたします。

Webexのリンクが自動返信メールで送られます。

https://forms.gle/z5jQdRp4FUfA4rW2A

第18回 松ヶ崎サイエンスフォーラム2023.3.18)案内

 

日時:3月18日(土)10:0011:30

場所:オンライン(Webex)

 

講演者:須田 礼二 氏(SIQRモデル研究会)

タイトル:ワクチンが感染者を増やすのか、190ヶ国のデータから見えてきたもの

ーSIQRモデルによる世界の感染動向とワクチン接種状況の検証報告ー

 

講演概要:

本講演では、感染症の新しい物理モデルであるSIQRモデルにより世界のコロナ感染動向を分析するとともに、新ワクチンの接種状況を検証した結果を報告する。当初、新ワクチンは発症と重症化の防止効果はあるが感染防止効果は不明とされており、実際に感染防止にどの程度寄与したかについて検討した。感染期間をワクチンの未接種期間と接種期間に分けて190ヶ国のデータにより考察したところ、世界の感染者数は接種期間で未接種期間の6.8倍に拡大し、大陸ごとにみてもヨーロッパやオセアニアなどで顕著な感染拡大傾向を示すことが分かった。ワクチン接種率合計100%以上で累積感染率10%以上の条件を満たす68ヶ国は全大陸に拡がっており、ブースタ接種開始の数ヶ月後に感染急拡大する国が多くみられた。また、ヨーロッパ、南北アメリカ、オセアニアでは最大感染波のピークは20221月中旬に集中していることが判明した。接種率の低いアフリカを除く大陸でほぼ同時期に起きていることから、最大感染波の発生要因にはワクチン接種、特にブースタ接種が大きく関わっていることが推察される。

 

 

問い合わせ先:水口朋子(京都工芸繊維大学)mizuguti@kit.ac.jp




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