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科学を語る会講演会 [アウトリーチ活動]

11月10日の科学を語る会で「ガラスの不思議-物理学の立場から」というタイトルで講演しました。58名の熱心な聴衆に、湯川先生に教わった「物理の考え方」から始めて、ガラスの歴史、身近なガラス、ガラスを食べるなどの話の後、過冷却液体とガラスにおける不思議な現象が物理的にどのように説明されているのかを話しました。また、今後の課題として、「ガラス固化体」、「アミロイドーシス」、「クリプトビオシス」を紹介しました。最後に私の論考「科学者の責任」について話しました。その結語は,H.D. ソロー(アメリカの哲学者)の名言を捩って“We must be as wise as the day we were born! です。

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「科学を語る会」で講演します [アウトリーチ活動]

11月10日(土)13:30より九州大学西新プラザにおいて開催される「科学を語る会」にて、一般般向けの講演を行います。興味をお持ちの方はぜひお越し下さい。

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サイエンスアゴラ2016出展 [アウトリーチ活動]

サイエンスアゴラ2016に出展した物理ゲーム館「力をあやつる」(協賛:東京電機大学)の報告です。
「物理ゲーム館」は、物理法則に基づくゲームで高得点を取る工夫の中で物理法則を学ぶ場を提供しています。今年の展示には、11月5日は250人、6日は350人のゲーム参加者があり、付き添いの人を含めて二日間でおよそ800名の来場者がありました。第1のゲーム「D1グランプリ」では、塩化ビニールのパイプを布でこすって静電気を起こし、そのパイプをアルミ缶に近づけてアルミ缶を転がし、20秒間に進む距離を競いました。摩擦電気がアルミ缶を引きつける力の強さに感嘆の声が上がっていました。金属のもつ静電誘導の強さを体験して頂きました。第2のゲーム「スマートフォール」は、向こう側が低くなるように傾斜した2本のスティックの間に金属球を置き、スティックを少し開いて金属球をできるだけ手前まで転がすゲームです。金属球があたかも傾斜をさかのぼるように見える不思議な現象に、大人を含め多くの来場者が見入っていました。スティックから受ける抗力の向きをうまく操って、金属球が受ける重力と抗力の合力が引き起こす不思議な効果を体験して頂きました。
 小学生から大人まで、不思議な現象に好奇心が高められ、面白かったと高い評価をしてくれました。また、多くの企画提供者に訪問していただき、情報を交換することができました。s_DSCN9889.jpgs_DSCN9890.JPG
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