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Adam-Gibbs 関係式を再導出した論文が掲載 [研究]

Adam-Gibbs 関係式(1965)は、非平衡系における構造混和時間と熱力学量である構造エントロピーとを関係づける式で、この分野では最もよく用いられる関係式の一つです。しかし、Adam-Gibbs の導出の物理的根拠が不十分で、議論の基礎となっている協調再配置領域(CRR)の大きさが、用いられた実験方法ごとに異なるなど、混乱が生じていました。この論文では、自由エネルギーランドスケープ(FEL)描像に基づいて、CRRの適切な定義を行い、Adam-Gibbs 関係式を再導出しました。Adam-Gibbs 関係式についての混乱が解消されるものと期待しています。ご興味をお持ちの方は
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