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読売新聞の記事 [コンサルティング]

先日取材を受けましたエコカイロの話が、今朝の読売新聞朝刊13頁の「理科子先生と学ぼう」の欄(笹本貴子記者)に掲載されました。読者会員限定の記事ですので、登録しなけらば読めませんが、リンクは


です。この頁のエコカイロの写真は、研究所で撮影されたものです。過冷却液体の結晶化は、アミロイドβの形成とも関連していると思われ、今後の研究の発展に期待しているところです。

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パンデミックCOVID-19 [コロナについて]

新型コロナウイルスCOVID-19が、日本でも広がりかけています。これまで一人の感染者が、感染させる人の数が2人前後と言われていましたが、昨日アメリカの研究所は4.7~6.6 人であると発表しました。伝染病の広がりは、パーコレーション理論で説明されますが、平面上で一人の人が4.5(2次元の臨界ボンド数)人以上に感染させると、無限に遠くまで伝染することになります。これは、空間的に遠くに感染が伝搬することを意味しますが、必然的に小さな空間内で感染する人の割合も増加することになります。日本政府の対応は、1か月ほど遅すぎ、また内容も大変不合理で、アメリカでは「やってはならない見本だ」と言われています。パンデミックを防ぐためには、一人が感染させる人の数を減らすしかありません。いうまでもないことですが、感染者は人に移さないこと、健常者は感染しないための対策が重要です。SARS のときには、スーパースプレッダーの影響に関する研究

R. Fujie and T. Odagaki: ``Effects of Superspreaders in Spread of Epidemic", in "Diffusion Fundamentals II" ed. S. Brandani, C. Chmelik, J. K\"orger and R. Volpe (Leipziger Universit\"atsverlag, Laipzig, 2007) p. 154--155.
を行いました。テレビの情報によると、ハワイから帰国した名古屋の女性は、感染していたことが分からずに、様様なところを訪問し、感染を広げたと言うことですが、この人はまさにハブ型のスパースプレッダーの役割をしたことになります。スパースプレッダーが多いと、容易にパンデミックになりますので、感染が疑われる人は行動に注意する必要があります。

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科博連サイエンスフェスティバル [物理ゲーム館]

京都市青少年科学センターで行われた第14回「科博連サイエンスフェスティバル」に「物理ゲーム館『フォークやじろべえ』」を出展しました。およそ250名の来場者があり、子供も大人も熱心にやじろべえ作りに取り組んでくれました。10秒以内に完成させた「やじろべえ天才」は、57名!京都の子供は、やじろべえ作りが上手なようだ。お土産に渡した「空飛ぶ折り紙」も大変好評でした。これは、当研究所の新作の折り紙で、アルソミトラ風滑空体の折り紙バージョンです。今後の物理ゲーム館で使用します。

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