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支離滅裂なコロナ対策と原子力政策! [コロナについて]

 今日、岸田首相が発表したコロナ対策と原子力政策には驚かされました。内容は支離滅裂であり、とても賛同できるようなものではありません。コロナの日々陽性者数は、20万人前後のレベルで推移し、死者数はこれまで最大、医療崩壊が全国的に起こっているのが現状です。その中で出された対策は、(1)医療逼迫を改善するために感染者の全数把握をやめ、高齢者のみの感染者数を把握する。(2)海外からの入国者数を1日5万人に緩和し、ワクチン接種している人には事前検査を求めないというものでした。感染者数がわからなければ適切な対策の立てようがなく、海外からの入国者数を増すことは新しい変異体の入国を許すだけでなく、日本から海外に感染者を広げることになります。また、ワクチンは重症化しない効果しかないと専門家が言っているにもかかわらず、ワクチンを打っている人は感染もせず、感染もさせないことにしています。医療が逼迫しているのは、感染者が増加しているからであり、感染者数を減らす対策をとらずに放置することにより、高齢の犠牲者が増えることを期待しているようにも見えます。PCR検査と現在のワクチンを同が同じ役割をすることはありえません。これらの対策は支離滅裂を超えて、市民を犠牲にする許しがたい愚策だと思います。
 原子力政策に関しても「次世代型の原子力発電所の開発・建設を検討すること」を指示しました。3.11の教訓から、世界的にも原子力は廃棄されるべき科学・技術と認識されています。原子力の利用は、逓減されるべきであり、日本に資源として大量に存在する「セルロース」を生かした、セルロース産業を推進すべきだと思います。

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